七つの海のモンブラン

なんでも思いついたことを書きます。「おれたちは伊達や酔狂でこういう革命をやっているんだからな。」

挙式したので披露宴のセットリストをまとめました

入籍して3年1ヶ月が経ちましたが、人生で何度か訪れる通過儀礼の一つ「結婚式」を実施するに至りました。

ちなみに会場を予約したのが1年3ヶ月前で、全く現実味なく予約してしまって、一人で不安になったりもしたのですが、とっても素敵な式場で、サポートも案内も手厚くて、前向きに準備にあたることができました。ありがとうございました。

 

本記事は、披露宴で使わせていただいた楽曲のセットリスト(会場配布分)の詳細版になります。なお、全て式場を通して使用上の権利関係をクリアしていただきました。アルバムは担当者様にお渡ししたディスクを表記しています。

 

以下、お互いの好きなケーキの名前にあやかり、

ブログ主:モンブラン

ブログ主の配偶者:ナポレオン

と表記します。

今回はナポレオンさんからも文面をいただいて、それぞれの選曲理由を中心にコメントを書いていきます。

 

 

迎賓    

ribbon - sora tob sakana(「deep blue」より)

シューティングスター・ランデブー - sora tob sakana(「World Fragment Tour」より)

夜空を全部 - sora tob sakana(「deep blue」より)

選曲:モンブラン

sora tob sakanaは、結婚する前にナポレオンさんの車に乗っけてもらったとき、初めて聞いたのでした。そのとき聞いたのは「夜空を全部」で、これで照井サウンドにどハマりしています。同曲は最初に聞いた思い出の曲として選びました(ただ、実は歌詞はあまり好きじゃないです。「夜空を全部 あなたにあげる」って少女に言わせてるおじさんの理想とオタクの欲望とそれを看過する社会…みたいにゾッとする瞬間があるからです*1)。

ribbonが歌っているのは、他者の存在が自分にとってどんな意味を持つか、という話であると思っています。「耳を澄ましたら聞こえる」であったり、たくさんある優しい「思い出のかけら」を眺めながら、急き立てられるように人生の旅路を進んでいく感じであったり、私の世界観(日常感覚)に近いなと思うところです。タイトル「ribbon」は、そうした「耳を澄ましたら聞こえる」ような距離感にいる(あるいは、いた)知人、友人、仲間、家族をゆるく結びつけているものの象徴のように思えます。この曲は、せわしない日々の中で貴重な時間を割き、この宴に集ってくださったみなさまをお迎えするのに最適だと、私には思われました。

一方で、私は、こうした社交的な場(とまで言わなくとも、小規模な飲み会であっても)に、いつも抱いている期待があります。それは新たな人や個性との出会いです。シューティングスター・ランデヴーの一番の歌詞は、「別々の宇宙で生きている」人々に対して、”君の個性を見せてよ!”と「呼びかけて」いるように思えます*2。「君を連れ出すよ 心躍るステージへ」も含めて、ここでまた新たな人や知っている人の知らなかった横顔との出会いがあるといいな、という、私からみなさんへの(いささか迂遠な)メッセージとして選んだ次第です。

deep blue

deep blue

 

新郎新婦入場

SUPER KEIBA - 千住明(「best wishes 3」より)

選曲:モンブラン

使用楽曲を決めるとき、真っ先に決まったのはお色直し後の入場に「変身」モチーフのプリキュアの曲を使うことでした。ナポレオンさんはそこで、「最初の入場曲は決めていいよ」と言ってくれました。「入場」で真っ先に浮かんだのは、競馬の本馬場入場。今回は現在放送中のフジテレビ系列「みんなの競馬」の前身「スーパー競馬」にて使用されていた本馬場入場楽曲をチョイスしました。大好きな一曲です。

 

ウェルカムスピーチ・プロフィール紹介・乾杯

これが私の生きる道 (Full-大編成 Ver.) ,Samba de Loves You (Full Ver.)  

- 北宇治高校吹奏楽
(「『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』オリジナルサウンドトラック「The Endless Melody」」より)

それゆけ!乙女の戦車道!Wind Orchestra ver.

- 伊藤真澄(「TVアニメ『ガールズ&パンツァー』オリジナル・サウンド・トラック」より)

選曲:モンブラン

入場曲に金管・ストリングス中心の壮大な曲をチョイスしてしまったので、この流れを切りたくないなと思いつつ、私たちが話したり紹介されたりしている間に堅いクラシックを流すのは違う!ということで思いついたのが「響け!ユーフォニアム」と「ガールズ&パンツァー」。

場面として「これが私の生きる道」が適切だろうと思い、ファーストチョイスはこれでした。原曲は1998年に発表されたPUFFYの楽曲ですが、「ユーフォ」のサントラを改めて漁る中で、幼稚園に行くか行かないかくらいの時期にこの曲が大好きだったのを思い出したというのも選曲理由の一つです。よく歌ってたと思います。あとの2曲はテンションを下げない曲調から選びました。

 

乾杯

宝島

- 北宇治高校吹奏楽
(「TVアニメ『響け!ユーフォニアム2』オリジナルサウンドトラック「おんがくエンドレス」」より)

選曲:モンブラン

乾杯の発声は私の高校時代の親友にお願いしました。うまくいくか(いったのか)わかりませんが、これまでの流れから引き続き吹奏楽曲であること・彼の発声とともに印象的な部分から流し始められる曲であることを中心に選びました。去年のたしか12月初旬に勤務先の吹部が吹いてて思い出した曲でもあります。

 

歓談

Liebesträume(「愛の夢」), S.541 Liszt, Franz

Clair de lune(「月の光」) (from “Suite Bergamasque”), l.32 Debussy, Claude

ピアノおまかせ生演奏 1曲

Nocturne No.9(「夜想曲第9番」), Op.32-1 Chopin, Frederic

選曲:モンブラン

ここからはピアノ生演奏パートです。式場のはからいで楽譜が見つかれば何でもリクエストOKということだったので、歓談やお食事を邪魔せず、ふと聞こえたときに「ゆったり」した気分になれる曲で、私の趣味(個性)を出せるものはないかと探してみました。

私は宴会やパーティーに参加したとき、お手洗い等で席を外したときの「遠くからみんなの声が聞こえる」感じが大好きです。おしゃべりの中にいるときより「来てよかったな」と思う率が高い気がします。思うに、楽しいおしゃべりの中にいると、エネルギーを使い、エネルギーに晒され、「夢中」になる一方で、おしゃべりの渦中から抜け出した瞬間にゆったりできていることや楽しい場であることを改めて認識するのだと思います。メタ認知っぽい(雑)。そういう場の緩急も意識してみた次第です。

愛の夢」は、その意味での緩急を変える一発目のチェンジアップとしてすぐイメージできました。この後来る「メモリーズオフ 〜それから〜」使用楽曲ラッシュの前触れでもあります。つまり陵いのりさんが弾いていた曲の一つですね。遡れば「Memories Off 2nd」にて白河ほたるさんが弾いていた曲でもあるようです。ただ、この曲自体の背景には作曲者リストの女性問題が強く影響しているようで*3、私は愛を夢にしないように努力しようと思いました(KONAMI)。

「月の光」はずーっと好きな曲で、思い入れもあります。実は大学院時代に司書教諭資格を取得した*4のですが、「読書と豊かな人間性」というけったいでうさんくさい名前の、でも一番ためになった授業の一環で、「月」というテーマでブックトークをするという課題がありました。その際に流した曲だったりします。もともと冨田勲月の光があまりにも好きすぎて、ずーっと聴いていた時期がありました。東京五輪の閉会式で流れたときには「やるな!」と思いましたね(何様)。ナイトウェディングだし、ピアノで弾いてもらえたら雰囲気も合うかなと。

さて、後にも一つ「ピアノおまかせ生演奏 1曲」が出てきますが、ここはリクエストした譜面が見つからなかったパートです。

最初にリクエストしたのは

La plus que lente(「レントより遅く」), l.121 Debussy, Claude

でした。「月の光」からもう1段階「ゆったりする」曲はないかなと思って、ドビュッシーつながりで最初に思いついたのがこれでした。次のショパン夜想曲第9番」も実は二度目のリクエストで通った曲で、もとは

Carillon(「鐘」) (from “13 Pieces”), Op.76 No.3 Sibelius, Jean

でした。音がこぼれ落ちてくるようなパートがある曲で、こういうおしゃれさも好きだなと思っています。鐘は、何かの訪れを知らせる道具です。「レントより遅く」でゆったりしたあと、「鐘」で流れを変えて、次の盛り上げにつなげるという構想でしたが、いきなりリクエストするにはマイナーすぎたかもしれません。いろいろ言った後に「おまかせにします」だなんて、あまりにもわがままじゃないかと、ちょっと自分を責めていたりもします。調子に乗ってごめんなさい。

結果的に4曲目に選んだのはショパン夜想曲第9番」。この曲は「銀河英雄伝説本伝」で、第1期第9話をはじめとして何度か使われている曲です。私の趣味(個性)を出せるものとして。

 

パーティは何処に? - NONA REEVES(「GREATEST HITS VOL.1」より)

選曲:モンブラン

一般的な披露宴における盛り上がりは、「入場」「ケーキ」「お色直し」「お手紙」だという気がします。私たちはゲストをしんみりさせない(感動で泣かせたりするよりは、美味しさや楽しさで満足してもらう)という原則を心に持っていたので、一切の「お手紙」をなくしましたが。次の盛り上がりは「ケーキ」です。緩急を意識して一旦落ち着けたからには、再び流れをガラっと変えて盛り上げていったほうがいいかなということを意識しました。

この歌、郷太のラップパートも好きですが、一番好きなのはイントロです。どんな時に聞いても、イントロが雰囲気をこの曲に引き込んでくれるような気がします。もちろん、来る方に向けて「例のアレ」も強く意識していますが、私はそれ以前からずっとNONAが好きだった(多分2008年くらいから)し、ほとんど全曲ちゃんと聞いているので!

そんな主張も含んだ選び方です。

 

ケーキ入刀・ファーストバイト

MUSIC S.T.A.R.T!! - μ's

選曲:ナポレオン

「Where is the party? 朝まで踊ろう」→「だってパーティ終わらない」!!!

ウェディングケーキのターンが結婚式で一番パーティっぽいですよね。ということで、歓談の最後からパーティのアクセルを踏み始め、ケーキ入刀で終わらないパーティ!はじめよ!の流れを取らせていただきました。

2013年に大学へ入学してからしばらくはラブライブ!でシャンシャンと周囲とのコミュニケーションをとっていた思い出もあるので、この結婚式セトリのなかでは珍しく、完全に「みんなの方を向いて選んだ」曲になります。本当はいまだにPrintempsの曲を愛しており、そちらの線でどうにかいけないかとかなり考えたのですが、どうも結婚式にはそぐわないので泣く泣く断念…

Music S.T.A.R.T!! - Single

Music S.T.A.R.T!! - Single

  • μ's
  • アニメ
  • ¥510

 

お色直し中座

イトシラブ (Nouvelle Ver.) - Ange☆Reve(「Ange☆Reve」より)

選曲:ナポレオン

Ange☆Reve(アンジュレーヴ / 通称:あんじゅれ)のライブで、セトリにイトシラブが存在しているだけでニコニコになるわたしです。イトシラブが流れているときは、“本気”になれます。欲を言えば、好きだった人がステージにいてくれたら良いのですが…*5

あんじゅれ楽曲の中でも相当好きな曲なので、ゲストが必ず耳を傾けるシーンで使いたいと思っていました。ふたりでいっしょに移動しているときに流すのにピッタリじゃありませんでしたか?ピッタリなんですな。

Ange☆Reve

Ange☆Reve

 

歓談

Modlitwa dziewicy(「乙女の祈り」), Op.4  Bądarzewska-Baranowska, Tekla

Jeg elsker Dig(「君を愛す」), Op.41 No.3 Grieg, Edvard

ピアノおまかせ生演奏 1曲

選曲:モンブラン

さて、一旦退かせていただきましたし、ゆったりパートです。お食事は楽しめましたでしょうか。

乙女の祈り、君を愛す、は、「Memories Off 〜それから〜」使用楽曲で、これも陵いのりさんが弾いていたことで有名ですよね。私はこの作品で「君を愛す」に出会い、グリーグの曲を聴き始めるきっかけになったりもしたので、思い入れの強い一曲だったりします。メモオフの話はもう少しとっておきます。

ここのおまかせで最初にリクエストにしていたのは、

Liebesfreud(「愛の喜び」), Fritz Kreisler transcribed by Sergei Rachmaninoff 

披露宴としても、みなさまへのメッセージとしても、ぴったりだと思って割と早くから使おうと思っていましたが、譜面入手困難ということで…。結婚式に合わない曲が多いですが、私はラフマニノフ大好きおじさんです。

 

FASHION - sora tob sakana(「World Fragment Tour」より)

選曲:モンブラン

そんなわけでまたゆったりしましたので、お色直し入場に向けて盛り上げる一曲をと思ってチョイスしました。ただ、この曲は「戦ってる」曲で、パッと明るい曲調や歌詞はありません。私はこの曲がsakana史上一番好きかもしれないのですが、好きポイントづくめの一曲なので、なぜこの場面で選んだかを中心に書こうと思います。

そして、そのためにこの曲とは関係のない、少し惚気も含んだ長い話をしようと思います。
私たちが入籍したのは2020年4月で、そのきっかけは明確に1回目の緊急事態宣言でした。もともと私が常勤ポストを得たら結婚という合意があったし、実質的な同棲もすでに始めていたので、私たちからすれば、あとちゃんと家族に報告して書類を書くだけ、ではあったのですが、緊急事態宣言を出しますという宣言によって、順番が乱されてしまったのでした。
結婚式について、私はもともと、あくまで通過“儀礼”の一つでしかなく、私自身にとって必要はないという態度でした。そして、人と集まることが制限されたので、いつやれるようになるかわからないし、いわゆる結婚式みたいなのは手間もかかるし、やらなくていいか、とより後ろ向きの態度になっていました。そんな私は徐々に変わって準備に前向きになっていきます。この変化には、大きく二つ要因があったように思います。
一つは、フォトウェディングをやったことです。入籍して半年経った頃、結局ちゃんと直接親族に会うこともできず、どうにか記念の記録や報告だけはなんとかしておきたいという気持ちがありました。そもそも夏休みに旅行へ行くことにもまだ議論のあったあの時期に、人を集めずに記念行事をできる一つの方法がフォトウェディングでした。さほど高額でなく(とは言ってもこだわればもっと高かったと思いますが)、これなら家族も喜んでくれるかなと、自分のためというよりは、周りの人たちのために写真を撮られに行きました。ただやってみると、自分の衣装を選んだり、ナポレオンさんがウェディングドレス姿になったり、その上数十分もメイクをされる場面をまじまじと見たり、と、“行事感”を存分に味わうことになります。ポージングの提案がカメラマンからあって、照れながらなんとかこなすうちに、いつしか初めて「ああ結婚したんだ」と実感を手にしていた気がします。役割を与えられて、流れに乗せられて、初めて大事なことを実感した気がして、通過儀礼にだって私にとっての意味があるじゃないか、と気づく大きな転換点になりました。
もう一つは、実は式場の予約をしてからのことです。この記事の冒頭に記したように、式場の予約をしてもまだ「いよいよ結婚式を挙げるんだ」という実感が湧かずにいた私ですが、ナポレオンさんは私よりずっとずっと早いタイミングで準備をしはじめます。具体的には、ウェディングドレスのためのシェイプアップ。そのために、食べ物に気を使い、仕事から帰ってきた後に運動をし、ときには厳密なまでに摂取する栄養バランスをアプリで管理していました。私が作った料理をg単位で計量してから盛り付けるようになってからは、ほんとうに「自分とあげる結婚式のためにそこまでするのか」と、その努力に頭が上がらない気持ちになる日々が続きました(いまも)。その姿を見て、「私にできることはなんだろう」と、年明け頃からとだいぶ遅いタイミングではありましたが、自分も準備に本腰を入れるようになったと思います。好きな人が自分にはできない努力をしている姿をすぐそばで見られるなんて、私はやはり幸せ者だ、と本当に思います。

FASHIONは、私にとって「ほんとうは何にだってなれる可能性を持ったあなたは、なりたい自分を見つけて、そのために本気で努力できていますか?」と問いかけてくる一曲です。特に二番の歌詞はやばくて、引用するだけで泣けてきそうです。

本当の自分なんて興味ない

純白の服を着て どこへだって行ける

誰もいなくなった舞台で

君は踊り続けてる

引き受けてきた全ての夢と語り明かした

誰にも書けないそのシーン

理想の結婚式に向けた努力を惜しまず戦ってきたナポレオンさんが、装い新たに入場する予兆を知らせる曲としてぴったりだろうと、一人合点して選んだ一曲です。

 

プロフィールムービー

LOVE TOGETHER - NONA REEVES(「GREATEST HITS VOL.1」より)

選曲:二人

これから結婚式を挙げる人が絶対知っておくべき大変重要な団体に、一般社団法人音楽特定利用促進機構(通称:ISUM)があります。この団体は、「結婚式や披露宴で市販音源をCD-Rや映像(DVD-R等)へ収録(複製)する際に必要となる複製権(著作権著作隣接権)の手続代行機関」です*6。ISUMで使用許諾が下されている楽曲は、世に流通する音楽のごくごく一部です。具体的にどの楽曲が許諾されているかは、データベースで見ることができ、掲載されていない楽曲についてはISUMから版元に確認してもらう「リクエスト」を送る仕組みになっています。

プロフィールムービーはもちろん、今回披露宴でお見せした映像に使う楽曲はここから選ばざるを得ません。ここまでお読みくださった皆様にはお察しいただけると思いますが、私たちの使いたい楽曲の99%は映像への使用許諾が下されていません。

二人のプロフィールムービーですから、プリキュアとか、メモオフとか言ってないで、二人とも好きな曲を選びたいわけで、身もふたもない話をするとパッと頭に浮かんで許諾されていたのがこれだったという感じです*7。結果的に面白かったでしょ?

 

お色直し入場

プリキュア・プリンセスエンゲージ!,エクスチェンジ! モードエレガント,つよく、やさしく、美しく!

- 高木洋(「Go! プリンセスプリキュア オリジナル・サウンドトラック1 プリキュアサウンド・エンゲージ!!」より)

選曲:ナポレオン

結婚式を開催すると決めてすぐに、披露宴の入場もしくはお色直し入場でプリキュアシリーズのうちいずれかの作品の変身バンクBGMを使うと決意していました。なぜなら、(あまりこのことを明かしたことがない人もいるかもしれませんが、)わたしはプリキュアのことが本当に・本気で好きだからです。人生のおよそ3分の2はプリキュアが共にありました。

どのシリーズから採用しようかかなり悩んでいたのですが、わたしがとりわけ好きなシリーズの一つである「Go!プリンセスプリキュア」の劇伴のクラシカルな曲調は結婚式にも合いやすい(と思う)ので、使えてよかったとしみじみ思います。しかも、当シリーズの変身時の掛け声は楽曲名にもあるとおり「プリキュア・プリンセスエンゲージ!」です。ありがとうございます。

また、変身バンクBGMの時間は一般的な曲よりは短いので、棚ぼたで同シリーズのBGMをほかに2曲採用することができました。

つよく、やさしく、美しく登場することができたと思いますが、招待状の返信でわたしの「メタモルフォーゼ」を期待しているとコメントくださった友人各位、ご期待に添えましたか?

 

見て見て見てね!!

 

BBQ・デザートビュッフェ・フォトラウンド

プリキュア〜永遠のともだち〜(2014  Version)

 - 工藤真由、キュアハート(生天目仁美)、キュアラブリー中島愛

プリキュア・メモリ(NewStage3 Version)

- キュアブラック本名陽子)、キュアブルーム樹元オリエ)、キュアドリーム三瓶由布子)、キュアピーチ沖佳苗)、キュアブロッサム水樹奈々)、
キュアメロディ小清水亜美)、キュアハッピー福圓美里)、キュアハート(生天目仁美)、キュアラブリー中島愛

選曲:ナポレオン

2023年2月1日よりプリキュアシリーズ20周年を祝う記念すべき1年が始まりました(2月1日で「ふたりはプリキュア」の放映開始から丸19年経過のため厳密には19周年で、本当の20周年は2024年2月1日だと思うのですが、15周年記念の頃からプリキュア界では周年のお祝いはn周年に向け1年間かけて行うことになったようです)。

お色直し入場のBGMを聞いただけではプリキュアの楽曲と気づかない人もいらっしゃったかと思います。それでも良かったのですが、もうここで全てオープンにしようと決意し、2023年に挙式するプリキュア好きとして、結婚式の場を借りてお祝いの気持ちを表明することにしました。冒頭から「永遠のともだち プリキュア!」と聞こえてきて、みなさまがどういう気持ちになったかドキドキ!です。

この場では、プリキュア10周年記念かつ我々が付き合い始めた年の作品である、2014年春のオールスターズ映画「映画プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち」の楽曲を採用することが最も適していると考えました。2番目に流したプリキュア・メモリについては、吉田仁美さんが歌唱されているオリジナルも大好きなのですが、たくさんのプリキュアにも結婚式に参加してもらう気持ちで映画版を採用しています。

「いつか大人になった時も 忘れないでね 愛と勇気」大人のみなさま、いかがでしょうか?

蛇足ですが、わたしたちは2023年5月5日をもって付き合い始めて丸9年になりますので、プリキュアの周年の考え方に則ると、「10周年」に突入です。

 

Brand New Blue - sora tob sakana(「deep blue」より)

選曲:モンブラン

再三登場するsora tob sakanaの楽曲ですが、プリキュア曲から、この後続くノンボーカルのメモオフ曲を並べたときに、さすがに急減速が過ぎるのではないかという感じがしました。ちょうどいい中間の曲ないかなーと思って思いついた曲です。全く別の観点では、伝わる人には伝わってほしい(いや、伝わるはずのない)メッセージというか私個人の抱負みたいなものを発するために選んだ一曲です。

来てくださった私を知っているゲストの何人かはすでに話していたのですが、2023.5現在、私は休職しています(代わりに仕事を引き受けてくれた人もゲストの中にいます。本当にありがとう。)。きっかけや原因は、職場の側にも私個人にも当然たくさんあって、しっかりと症状が出てしまったこともあり、許されるだけゆっくり向き合っていきたいと思っています。

私個人の話をちょっとだけすると、実は就職と入籍を経て、思えば私個人が学生時代に抱いていた数少ない「やりたいこと」は大体済んでしまいました。あと旅行したいところはあるけど、ありがたいことに基本的には望んだ仕事をやれているし、人生を共に歩みたいと思える相手と一緒にいるし…という感じで、次の野望というか、ゴールというか、展望みたいなものがぼやけた時期でもあります。

新しい風 この色にどんな 名前をつけたらいいんだろう

一秒のその中に数えきれない歌が広がってる 今だって

約束するよ 初めて出会って やがて消えるその季節と

この世界の手触り確かめる時には

いつだって 想っている あなたを

Bland New Blueの、特に引用した部分の歌詞は、頭では理解できてもなかなか感覚としてつかめない、実践できないことであって、かつ少し懐かしいような、一方で憧れもする境地(感覚)を歌っているなあと思います。もう一度、地に足をつけて、一つ一つの事柄の手触りを捉えながら、いまここを意識する生活を送りたいと思っています。

 

Promised memories -Piano-

- 阿保剛(「メモリーズオフゆびきりの記憶Complete Audio Collection & Audio Drama Album 」より)

Hotaru -firefly- ,Miyabi -lovers or friends-,Inori -sweet note- Piano

- 阿保剛(「メモリーズオフ~それから~サウンドコレクション」より) 

Recite

- 阿保剛(「メモリーズオフゆびきりの記憶Complete Audio Collection & Audio Drama Album 」より)

選曲:モンブラン

さて、メモリーズオフシリーズは、高校時代に友人から布教されて、シリーズ作中いくつかをプレイしました。6作目の「T-wave」と4作目の「それから」が特に印象的でした*8。(T-waveのサントラディスクを期限までに入手できず、断念しました…*9

いろいろと話せるほど比べられる恋愛シミュレーションゲームのプレイ経験がないのですが、メモオフはなんというか、それぞれのキャラクターの性格や言動の背後にある影の差す部分も含めた人生経験みたいなものを丹念に描いている印象で、例えば絵がいい!、このキャラが!的な、ここを味わえ!と突出した部分がわかりやすくあるシリーズではない気がします。でも大好きだったのは、人物背景を含めたキャラクターやシナリオが作り込まれていることに加えて、一つ一つの場面に合う情景と音楽が選択されているように思われたからな気がします。何度も聖地巡礼に行って、鎌倉、江の島、藤沢エリアには詳しくなりましたし、阿保剛楽曲も好きになりました*10。大学受験勉強中、ずっとメモオフのサントラを聴いていましたね…。

今回は、曲調で全部選んでいます。ほんとうはWith Memoriesとか名曲もっとあんだろという感じですが、「しんみりさせない」がモットーなので、エモすぎるのも、なーという、フィーリングです*11

 

サクラサク,祝福 - 岡崎律子(「ラブひな OKAZAKI COLLECTION」より)

選曲:モンブラン

ここも、後でYUKI楽曲が来ることが先に決まったので、ちょうどいい曲を…と思って思いついた選曲です。うまくはまったのかな。
もし「ラブひな」のファンだったら林原めぐみのディスクを使うと思いますが、私は岡崎律子ファンであって、一切「ラブひな」は通っていません。悪しからず。
岡崎律子のハマりポイントはまず声です。わかりやすく「Forフルーツバスケット」で存在を知りましたが、独特なウィスパーボイスに導かれて、NONA同様、ほぼ全曲聞くに至りました。詞も独特というか、そうやって表現するのか、と大学時代に思った記憶があります。そういう意味では、ほんとうは「4月の雪」とか「それはあたしの心なの」とか「笑顔にはかなわない」とかが好きです、というか性に合います。「夜明けの青いソファー」とかは、何か心がくすぐったくなる気がします。

 

ランデヴー,just life! all right! – YUKI(「うれしくって抱きあうよ」より)

選曲:ナポレオン

YUKIの歌う愛が好きで、割と共感を覚えることが多いです。「特別な愛の魔法で 君を守ろう」だし、「一緒なら ソルト&ペッパーだけでもEat again?」だし、実はわたしも大体こんな感じで生きてるんですよってことを伝えたくて、わたしの惚気パートとして選曲しました。

ただ、モンブランさんにはパスタはソルト&ペッパーだけではEat againにならないと否認されたことがあります。

 

 

新郎新婦挨拶・退場

夜明け前、虹が差す(instrumental) - 愛乙女☆DOLL

BLOOMING RUNWAY - Ange☆Reve

選曲:ナポレオン

わたしが9年ほど推していた女の子*12が、2023年3月26日に愛乙女☆DOLL(ラブリードール / 通称:らぶどる)を卒業し、アイドルではなくなりました(わたしも、この日を境にアイドルオタクを卒業しました。3人いた「推し」が全員一般女性になってしまったので)。3月は歌入りもインストも関係なくずっとらぶどるの曲を聞いていて、ふと「“夜明け前”をわたしのエンディングテーマにしたい」と思うタイミングがあり、そのまま採用されました。夜の曲だし。みなさん、ぜひ歌入りのほうも聞いてくださいね。

BLOOMING RUNWAYは、Ange☆Reveに所属していた大切な女性*13が卒業し、メンバーが変わって初めてリリースされたシングルです。好きな人がグループにいなくても、あんじゅれのこと自体は好きだなと思わせてくれた感謝の1曲です。また、先述のYUKIと同様に、結構「わたしはこんな感じで生きてます」的な曲でお気に入りです。あんじゅれに限らずわたしと好きな曲があまり被らないモンブランさんが、この曲は一緒に好きになってくれたこともあり、わたしたちの最後のランウェイはこの曲と共に歩むことにしました。歌詞もよろしければご確認ください。結構、ふたりが結婚式を通してみなさまへ伝えたい想いに近いと思うので。

 

エンドロール

love your life - 豊崎愛生(「love your life, love my life」より)

選曲:モンブラン

エンドロールも映像をお願いしたので、ISUM再来です。ほんとうはBLOOMING RUNWAYをここに持ってこようというのが最初の案でしたが、ISUMへの楽曲リクエストもむなしく、登録されませんでした(2023/4/30現在でもされていません。残念。。)。

結果、このパートの楽曲選択権をナポレオンさんから託されたので、昨年再燃した豊崎愛生熱を存分に発揮しました。豊崎愛生楽曲の中では、最近の「それでも願ってしまうんだ」や「MORNING:GLORY」が私個人の世界観に合うのですが、ここは披露宴に来てくださったゲストの皆様への感謝と今後も幸せな生活を目指しますという宣言をダメ押しで、ということで、選んでみました。メルヘンなサウンドづくりでありながら、なんとなくアルバムを辿っていくみたいなイメージの曲調なのも、発表当初から好きな一曲です。

 

送賓

未来航路 - 愛乙女☆DOLL 

選曲:ナポレオン

わたしから最後の選曲、みなさまに感謝を伝えるために入れました。出会いと別れを歌っている曲なので結婚式にそぐわないかもしれないのですが、わたしの伝えたいことが詰まっているし、送賓のタイミングならみなさまとのお別れのお時間で嘘にはならないので、ねじ込ませていただきました。

結婚式にいらしてくださった人たち、泣く泣くお呼びできなかった人たち、そもそも疎遠になってしまった人たち、全員が今のわたしを形作っているので、そういう想いがあるのだと伝わったらいいなー。

 

星空ロジック - 岸田教団(「星空ロジック」より)

untie - sora tob sakana(「deep blue」より)

選曲:モンブラン

高校時代にずっと聞いていた曲の一つが「星空ロジック」です。この曲を聞くと、夕暮れ時に某西武線の駅までの道のりを友人と歩いたときのことや、毎朝4kmほど歩いて登校した時期のこと、別の時期には朝早くから学校でいろんな話をしていたこと、早弁しすぎて3時間目の終わりなのに購買にパンを買いに行っている途中の風景…本当にいろいろなことを思い出します*14。私の周りにいる高校の友人は母校に対して結構批判的な人もいるのですが、私はほんとうに、たぶん一番好きな学校です(そういう私をみて「〇〇高校の犬」と呼ぶ友人もいます)。重厚なサウンドに、厳しすぎない、でも優しすぎもしない世界観の歌詞、紹介してもらったときはあんまり響いてなかったけど、聞くたびに好きになっていった曲でした。あの頃CD貸してくれた人とか、ありがとうね。

ribbon」で始めて「untie」で終わろうというのは、もう数年毎日聞いているsora tob sakanaのラストアルバム「deep blue」の構成から得た着想です*15。皆様がお帰りになるということは、どんな会だって本当はいつもそうなのですが、今回は特に、私たちにとってもう二度と出会えない紐帯を伴った場が解体されていくということです。

偶然重なって

描かれた 星の様に

長い帯が解けて

遠い空 散らばっていく

でもぱっと見さみしい曲のようで、最後のフレーズにはそれぞれの光を持った「君」への愛情も感じます。

星が降るようだ

星が降るように

君が生きている

私たちがど真ん中を占有してしまったGWが終わると、私たちも皆さんもしばらくはまたそれぞれの日常に戻っていきます。私たちにとってはそれぞれが大切な「君」です。それぞれの場で、それぞれの光で、それぞれなりに、輝いていてほしいという願いを込めて選びました。

StarrySkyLogic

StarrySkyLogic

  • 岸田教団&THE明星ロケッツ
  • ロック
  • ¥1375

 

*1:つまらない話にそれますが、私にとってこのゾッとする感じは”よい授業”に関する言説を見聞きしたときに感じるものと似ています。学校には授業研究の一環として、他校の教員や研究者を集めて、授業を行い、その授業を振り返りながら研究会を開く「公開授業」や「研究協議会」を行う文化があります。その文化自体はよいと思いますが、子どもたちが学校・教師に馴化され、狙い通りの回答をしたときにその授業の「ねらい」「めあて」を達したという理由で”よい授業”とみなす風潮があります。大人の期待を暗に感じ取り、その枠にあえてハマりに行くことは、ある種の社会化であって、必要な成長かもしれません。しかし、そのことを口実に子どもたちを奴隷のような存在にし、目から光を奪っていやしないかと、私は”たまによく”怖れを感じるのです。

*2:こうした呼びかけや社交的な場への誘いは、ときにとても煩わしく、不安にさせられる、厄介なものでもあります。コミュ障なのでよくわかります。教育思想を研究するガート・ビースタは、自分とは根本的に異なる他者の存在を感じ、そうした存在に「呼びかけ」られることによって、「別々の宇宙で生きている」エゴロジカルな自己のあり方から引き剥がされ、新たな自己へと変容していくことに、教育の意義があると説きます。(ビースタ(2017=2018)『教えることの再発見』第3章)ビースタは、他者から「呼びかけ」られたその先に、(私や多くの人が不安に思うように)他者との違いによる「不和」が生じ、その葛藤に向き合うことによる自己変容を強調します。私は今回のゲストの方々は、ビースタや、ビースタが下敷きにしているレヴィナスがいうほど異質な存在だとは前提していません。その意味で、そこまでの「不和」は生じないだろうという信頼感や安心感を感じられるからこそ、こうしたメッセージを発しながら、(この記事でのちに語ることになりますが)皆さんにお集まりいただいてまで挙式をしようと思えたのだという気がします。

*3:リスト『愛の夢』第3番【ある2人の女性との別れ】 | otomamire

*4:正確には2単位だけ積み残してしまったので、修了後に放送大学で取りました。

*5:ナポレオンがAnge☆Reveにおいて「好きな人(もしくは好きな女性)」と言った場合、グループを2017年10月に卒業した渡辺くるみさんか、2021年9月に卒業した権田夏海さんを指します。この二人の共通点は、卒業してから異常なまでの頻度でわたしの夢に現れることです。あと、表現力が外れ値のアイドルだったということ。話を戻すと、2018年12月リリースのイトシラブは、わたしが初めてリリースイベントのために“遠征”することを決めた、大好きで思い出深い楽曲です。というわけで、今回指す「好きだった人」は権田夏海さんです。渡辺くるみさんと権田夏海さんのことを語り出すと、ブログの1本や2本追加で書けてしまうので、ここらでお暇いたします。

*6:ISUM楽曲データベース|結婚式で使う音楽著作権を一括代行処理「一般社団法人 音楽特定利用促進機構」(ISUM)

*7:愚痴や悪口を言いたいわけではありません。だって、こういう権利を管理する団体はアーティストやその周りの人たちの権益を守るのにすごく大事な団体ですから。ねぇ?

*8:いまになって思うと、「T-wave」で箱崎智紗さんのことが一番好きだったのは、なんというか必然という気がします。「それから」には、実は「この人が!」という人はいないのですが、どのルートもこの2人が「幸せならOKです!」という気持ちになれるシナリオでした。

いつだったかの正月にEテレの番組で、「それから」のメインヒロインの1人で、ちゃんと心の病気を抱えた義理の妹、鷺沢縁さんのテーマ「Yukari -sister?-」が使用されていて、祖父母宅のこたつを蹴り上げかけたのは忘れない。

*9:一番好きな曲は「Next Relation」から「Chisa ‑NR version‑」です。

*10:ご本人はインタビューで「sadness in confession」がお気に入りと語っています。私にとってもT-waveから入ったので、思い出深い。

『シュタゲ』『オカン』『メモオフ』の世界観を彩る、ゲームミュージックの知られざる世界を阿保剛が語る | アニメイトタイムズ

*11:なお、今回7作目「ゆびきりの記憶」から2曲選びましたが、実は最後までプレイした作品ではありません。エアプ乙。1〜6はやったよ?7以降ちゃんとやれてないです。。

*12:日向春菜さんのことです。忘れもしない2014年4月9日、サークルの新歓花見の帰りにサンシャインシティに寄ったところ、愛乙女★DOLL(誤植じゃないです)がたまたま噴水広場でライブをしており、それまでほとんど生身のアイドルに関心のなかったわたしが気まぐれにアイドルを応援してみようと思い、そのまま9年も経ってしまいました。モンブランさんと付き合い始めるよりも1ヶ月早いタイミングでの出来事です。埼玉LOVERであるところの日向春菜さんは、“春菜さんがSNSに投稿した写真撮影スポットの大多数にわたしがすぐに勘付いてしまうぐらい”どうやらわたしと行動範囲が近く、オタクの戯言ではなくいつか本当に私生活でばったり出会ってしまいそうです。とりあえずこの記事をご覧ください。

愛乙女☆DOLL日向春菜の埼玉カフェ巡りコラム!#01 〜大宮編〜│MIRAI系アイドルNews

*13:権田夏海さんのことです。

*14:それともう一曲、同じように高校生活のいろいろなことを思い出させてくれるのは、「空中アクアリウム」です。真っ先に、N棟3階の食堂側の廊下の窓から眺める2010年11月ごろの秋晴れの情景を思い出します。

*15:この曲を最後にするのはモンブランさんが最初から決めていたことですが、結婚式では「終わる、終える」という表現の代わりに「結ぶ」という表現を使わないといけないらしいのに、結んだ直後にuntieでほどいてるじゃん!!と気づいたときにウケてしまいました。結婚式マナーへの思い入れがないですし、逆張りなわたしたちらしくて結果的にいい選曲をしてくれたなと思います。[ナポレオン]